
子どものこと、何気なくかけられた言葉に深く傷ついた経験はありませんか?
今でも忘れられない、小さな言葉。
わたしはたくさんあります^^;
その中にはその後の自分の生き方を決めてしまうほどの威力のあるものもありました。
今日はそんな、傷ついた自分の中の「小さな子ども」が救われる本をご紹介します。
もくじ
子どもが育つ魔法の言葉/ドロシー・ロー・ノルト

2021読んだ本の中で、いちばん心に響いた本です。
子育てにおける心構えについて綴られた本ですので、未婚のわたしには縁遠いかと思ってましたが、そんなことなかった。
わたしも他人に対して、そして自分に対して、こんなにも愛にあふれた関わり方ができたら最高だな、と思いながら読みました。
概要
世界22か国で愛されている子育てバイブル。
子育てで最も大切なこと
どんな親になればいいのか
ということが綴られています。
人生で出会う、最も影響力のある手本が親という存在で
いいことも悪いことも親から吸収していくのです。
自信をもって、子どもと向き合うことができるようになる、魔法の言葉がつまった1冊。
名言
「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる。
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」
感想
ぼろぼろに泣きました。(笑)
いや、これ泣く本じゃなくない??と思ったそこのあなた。
その通りです。
たぶん泣く本じゃないし、作者のドロシーさんも「泣いたの??これで!?」ってつっこむと思う。(笑)
でも泣いちゃいました。
子どものいないわたしは、自分ごとにして読んだのですが
きっとわたしの両親も、こんなふうに愛にある言葉をたくさんくれていたんだろうと思うけれど
わたしがいつも思い出していたのは、その中のほんの少しの部分の、棘のある言葉や険のある言葉だったこと。
それがつらかった…。両親は十分な愛をくれていたとは思うけれど、でも、もっともっと愛されたかったなぁと思ってしまった。
でもそう思っているということに気づいて、認められるようになったことで、すこし救われた気もするのです。
時間をかけて親の言葉も許してあげたいし、頑張ってきた自分もちゃんと褒めてあげたいな。
親だって人間だし、完璧なんてないし、ましてや家族だから、何気なくかける言葉って本当に難しい。
だからこそ、この本に書かれていることを自分の軸の中にしっかり置いておいて、大切にしないといけないなと思いました。
考えていることが言葉になるはずだから。
子育てで悩んでいる人、これから子育てしている人に読んでほしい。
でも、小さいころ周りの人に言われた言葉に傷ついて、それを抱えたまま大人になってしまった人に一番読んでほしいと思いました。