
今日は自分探し、仕事編。
みなさまご無沙汰しております。
ちょっと久しぶりになってしまったのですが、自分探しについてよくよく考えてみたので、よかったら見ていってくださいね。
結論から言いますと、転職してみようかな!という気持ちになりました。
まずわたしの仕事について、お話していきます。
今、わたしは理学療法士として、とあるクリニックに勤めています。
理学療法士とは、簡単に言うと「リハビリのお仕事をする人」ですが、
少し詳しく説明すると
医師からの指示のもと、その患者さんの運動機能回復のためのリハビリを行う人のことを指します。
その人のやりたいことができるようになるという、それぞれの目標に向けて、関節を動かす範囲を広げたり、筋力を付ける運動、歩く練習などを行っていきます。
例えば肘の骨折をした人であれば、
日常生活を送るためには顔を洗ったり字を書いたり、何か物を持ったりするわけですが、関節の動く範囲が狭かったり、自力で肘を動かす力がなかったりすると、
いつもどおりの日常生活を送るのに難しさが出てきてしまいます。
そういった方に対して、運動療法と言われる解剖学・生理学・運動学に基づいた筋肉や関節を動かす治療や、
物理療法と言われる機器による治療を行っていき、その方らしい生活への回復を目指しています。
今のは一例ですが、ゴールは人それぞれで、スポーツ復帰が目標の人もいれば、日常生活が送れたらいいという方もいます。
その人のニーズを聞き出しながら治療していくのがわたしたちの仕事です。
この説明をすると、なんて素敵な仕事なんだ!!と、思ってもらえるでしょうか?
世間的には「手に職があって、人のために働く安定した仕事」として映ることでしょう。
確かに、理学療法士はやりがいのあるお仕事です。それは間違いありません。
しかしその一方で、続けていくことに少し不安が出てきてしまったので、
今日はそれについて綴らせてください。
もしかすると、不快に思う人がいるかもしれませんので、そういった方はここでストップするか、一意見として受け止めてもらえれば幸いです。
まずは収入のお話。
理学療法士って、病院で働いてるし、めっちゃ給料もらってそう。
というのが世の中の一般的イメージでしょうか?
確かに新卒の割にはたくさんお金をもらえていると思います。
年収ガイドという厚生労働省のデータに基づき計算してくれているサイトを参考にしましたが、
女性理学療法士の平均年収は394万円、生涯年収は約1億6600万円だそうです!
女性の大学・大学院卒の生涯年収平均が2億1670万円とされているので、それに比べると、大きく下回っています。
高校専門・短大卒の方の生涯年収平均である1億7530万円よりも少ないことにも驚きました。
もちろん平均なので、どちらの値も目安でしかありませんが、将来に不安を覚える数字であることに気が付きました。
今独身である身だからいいけれど、家族ができたらどうするんだろう?
もし自分の親が病気になったりして、お金がたくさん必要になったらやっていけるのかな?
人生100年時代と言われていますが、果たしてわたしはこの仕事を生涯やり通せるのだろうか?
自分の人生のこれからの不安を押し殺してでも、
やりたい仕事なんだろうか?
わたしが人生で大切にしたいことってなんだろう?
そんなふうに考えるようになりました。
さて、長くなってしまったのでまた次回に持ち越しますが、
次回はやりがいのお話と、人生を考えていくお話。