最後の時まで ストーリー・セラー/有川ひろ

今日ご紹介するのは泣ける恋愛小説!

みなさんは、悲しいお話は嫌いですか?

病気ものは悲しくって読めない・・・という方も多いかも。

確かに悲しい。でも、この本を読んで得られるのは、悲しい気持ちだけじゃないです。

ストーリー・セラー/有川ひろ(有川浩)

今日ご紹介するのは有川ひろさん「ストーリー・セラー」です。

ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2010恋愛小説部門第1位を獲得している名作です。

有川ひろさんといえば!

ベタ甘展開ラブストーリーを書かれることで有名ですよね!!

有川さんの恋愛小説はいつも恋愛っていいなあ、大切な人がいるっていいなあと思わせてくれます。

そこが大好きなところです。

この本も涙なしには読めないけれど、そう思わせてくれる素敵な本でした。ぜひ読んでいただきたいです。

あらすじ

小説家の妻とその夫の2つのお話。

Side:A

小説家の妻とその夫。

夫の支えのおかげでようやくつかめた、小説家という仕事。

しかし彼女は複雑に考えれば考えるほど、脳が衰えてしまう病気にかかってしまう。

小説家の仕事と彼と過ごす時間を天秤にかけて悩み苦しむことになる。

彼らはどんな決断を下すのか?

Side:B

小説家の妻とその夫。

夫はいつでも彼女を献身的に支えている。きみを甘やかすのが生きがいだと言ってくれる夫に、悪性腫瘍が見つかってしまう。

残された時間の中でも彼女のことばかり気遣う彼と、自分自身のことを大事にしてほしくてどう接するか悩む妻。

最後まで彼らの思う、最強の自分たちでい続けようともがく。

名言

「あのね、人間が無条件に優しくなれるのは相手がホントに死人の箱に片足突っ込んでからなの。

 何でも我慢できるようになるのは、相手がホントにこれから死ぬってことが目の前にぶら下がってからなの。

 人間は生きてたら絶対些細なことで喧嘩すんの。」

「このお話は―

 どこまで本当なんですか?」

「どこまでだと思います?」

 それは誰にも言わない。

 あたしは、この物語を売って逆夢を起こしに行くのだから。

感想

初めて読んだ時、恥ずかしいほどにべそべそと泣きながら読みました。

そしてこのブログを書くにあたって、久しぶりに出してきて読みましたがまたべそべそと泣いてしまいました。

めちゃくちゃに幸せな日々と、

そこから突き落とされる姿。

そして、最後まで自分たちが思う「ふたり」であり続ける姿に

胸を撃たれました。即死です。(笑)

逆境でも相手のことを想える強さと

自分たちらしさも忘れないところ

夫婦って素敵だなと思えました。

やっぱり有川さんの本を読むと、大事な人がいるってなんてすごいことなんだろう!って思えますね。

これからもし、大事にしたい人ができたら読んでもらいたいなあと思う本でした。