ことばのちから。 本日は、お日柄もよく/原田マハ

誰かの何気ない一言に、打ちのめされたことはありませんか?

自分の何気なく発してしまった言葉の重大さに、後から気づいて後悔したことは?

そんなとき、他人とことばをかわすのが嫌になっちゃったな、なんて思ったことはないでしょうか。

今日ご紹介するのは、そういうときにぜひ読んでほしい本です。

本日は、お日柄もよく/原田マハ

本日の本はコチラ!

原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」です!

WOWOWにてドラマ化されており、原田マハさんの著作としてとっても有名なこの作品。

わたしが原田マハさんにはまったきっかけの本で、泣きながら読みました。

大好きな本で、ひとつひとつのことばを大切に読みたくなる本です。

それではあらすじに参りましょう!

あらすじ

どこにでもいそうなふつうのOL。二宮こと葉は、大好きな幼馴染の結婚式に参列していた。

物語は主人公こと葉が結婚式に出席するところから始まります。


結婚式っていいですよね。

愛に溢れてて素敵です。

でもこと葉はそんな気分じゃなかった。 

とても楽しめる気分ではなかったし、祝福できる気分ではなかった。

スープに顔をつっこむほど退屈なスピーチの後で、こと葉は運命的な出会いをする。

その相手は

スピーチライター、久遠久美。

久遠のことばに魅了されてしまったこと葉は、その後、

職場の友人の結婚式のスピーチを彼女に依頼することにした。

久遠の人柄に翻弄されながらも食らいつき、

すこしずつ、ことばの持つ美しさと力に引き寄せられて、

やがてはこと葉の毎日にも大きな変化が訪れる。

やがてはこと葉の毎日にも大きな変化が訪れる。

名言

「いますぐに、まっすぐに」

感想

久遠久美のつくるスピーチに、わたしも魅入られてしまった。


ことばとはこんなにも美しいのか。

人の心をこんなにも動かすのか。

日々のちいさなことばの棘に敏感になって、いやな気持ちになっている場合じゃなかった。

ことばひとつで、相手に刺さるものがある。

でも彼女たちの紡ぐことばのそれは、わたしたちを傷つける棘じゃない。

わたしたちに気づきを与えてくれるきっかけ。

一歩踏み出す後押し。

眠っている、変わろうとする思いを起こしてくれるもの。

ことばにはそんな力がある。

使い方ひとつでこんなにも違う。
そんなふうに考えて、他人へ届けることばを大切にしたいと思いました。

いや違うな。自分自身にかけることばもそうだ。

ことばは他人だけじゃなくて自分も縛るんだ。いいほうにも悪いほうにも。

さあ、あなたは自分自身になんてことばをかける?