のびのびとありのままで暮らす 神さまたちの遊ぶ庭/宮下奈都

今日はほっこりと優しい気持ちになれるエッセイをご紹介!

今日紹介する本に出会うまで、実はあまりエッセイというものを読んだことがありませんでした。

しかもこの本もタイトルと表紙に惹かれて買ったので、開いてからエッセイであることに気が付きました。(笑)

気になった作家さんはその著作を買い集めていく派なんですが、エッセイが出てたらそれも買っちゃうようになりました。

その人の考えとか、在り方のルーツを覗ける気がして好きです。

神さまたちの遊ぶ庭/宮下奈都

さて紹介へ。

今日ご紹介するのは、「羊と鋼の森」の著者である宮下奈都さんのおすすめエッセイ!

「神さまたちの遊ぶ庭」です。

そのほかにもたくさんのエッセイを書かれている宮下さん。

ちょっとずつ追いかけているけれど、ダントツで宮下さんのことを好きになる一冊だと思っています。

あらすじ

「神さまたちの遊ぶ庭」は宮下さん一家が北海道の山奥トムラウシに1年間山村留学をしたときのお話です。

トムラウシは北海道で二番目に高い山、大雪山国立公園の中にあります。

日本の百名山の中で唯一のカタカナ表記の山だそう。

「カムイミンタラ」、アイヌの言葉で「神々の遊ぶ庭」といわれているトムラウシ。

携帯は圏外、テレビも難視聴区域。小中学生はたった10人。

デジタルから隔絶された中で、すばらしい自然に触れ合える。

宮下さん一家は、「面白そう!」と、1年間の山村留学することに決めたのだった。

宮下さんと、旦那さんと、3人の子供たちがトムラウシで過ごした日々の記録。

名言

「じたばたと何をすればいいのかよくわからなくて焦る。

 だけどたぶん、毎日をしっかり生きて楽しめばいいんじゃないか。

 あれだけ楽しんだのだから置いていかれても本望、と思えるくらいに楽しめばいいんじゃないか。

 明日からまたじたばたがんばろう」

感想

まずその勇気がすごい。

わたしだったら1年とはいえ普段の生活に固執してしまうのに。

毎日携帯ぽちぽちして、ネット環境の下で生きているのに…それがなくなるなんて、二の足踏んじゃいませんか??

宮下さん一家は快諾したようです。そんなところも素敵ですよね。

その1年で得たものはきっと5人の家族の中に輝いているのでしょう。

書かれているのは、宮下さんたちのお話。


引っ越してみて驚いたこと。

感動したこと。

クスッと笑っちゃうこどもたちの話。

ちょっとした悩みなど。

エッセイなので短い文章にまとまっていますから、長い文が苦手な方にもおすすめできます!

宮下さんの母としてのスタンスもめちゃくちゃ好きでして、

先日わたしは幼少期のトラウマがなかなか克服できていない、という話をこのブログに書かせてもらいましたが

親の期待に答えようといいこであろうとしてしまう思考がいまだに抜けていません。

こどもは勝手に育つもの、というような感じで押し付けることなく見守るようなスタイル。

ほんといいなぁと思う。だからこそのびのびとした3人の子どもさんたちのキャラクターがめちゃくちゃにいとおしい。

背伸びしなくていいんだ、等身大でいいんだって思わせてくれる大好きなエッセイ。

ほっこりと優しい気持ちになれる1冊です。


ぜひ読んでみてください!