車いすバスケットボールとわたし

みなさん、車いすバスケットボールをご存じでしょうか?

最近はすこし認知度が上がってきていて嬉しい限りです。

今日は車いすバスケットボールについて私の考えをお伝えしていきます。

車いすバスケットボールのルール

使用するコートの大きさ、リングの高さ、人数は通常のバスケットボールと同じ。

一部ルールが異なること、選手の障がいの重さをクラス分けした「点数制」を用いてることが最大の特徴です。

サントリーさんのこちらの動画がわかりやすいのでよかったらみてください!

車いすバスケットボールの好きなところ

理学療法士になる前、大学生のときからときどき車いすバスケの練習に参加しています。

この1年ほど、コロナウイルスの影響により参加を自粛しており行けていませんが。。。

なぜ健常者であるわたしが車いすバスケをするのか?

その理由についてお話します。

大きく、理由は3つ。

まずは1つ目はわたし自身がやっていて楽しいと感じるから。

わたしは小学校から大学まで、普通のバスケットボールをやっていました。

(車いすバスケットボール業界では、普通のバスケットボールのことを「立ちバス」や「ランニングバスケット」と言います)

車いすの操作ははじめてのことをするようなもので、バスケをしながらも新しいことができる楽しさ、というのを味わえるのが最高に楽しいです。

そして2つ目。

車いすバスケットボールのルールが好きだと感じたから。

ずっとバスケットボールをしてきましたが、わたしはあまり運動神経が良いほうではなく、飛んだり跳ねたり走ったり、というのがあまり得意ではありませんでした。

なぜバスケを選んだか疑問ですね^^;

なのでスタメンとして試合に出たことはほとんどなく、どちらかといえばベンチにいることのほうが多い選手でした。

一時期必死になってシュート練習やランニングに励みまくりました。

しかしどんなに一生懸命やっても、才能あるプレーヤーには勝てない、、、と思い知らされ、格差を感じていました。

こんな自分はチームに必要な存在ではないかもしれない。

そもそもバスケットボールに向いてない?と悩んでいたのです。

そんなときに、車いすバスケットボールに出会いました。

先述しましたが、車いすバスケットボールには「点数制」が設けられています。

一番障がいが軽い選手を4.5点、障がいが重い選手を1点として、0.5点きざみでクラス分けされており、それぞれの選手に「持ち点」が設定されます。

さらにコートに立つ5人のプレーヤーの持ち点が14.0点以内でないといけない、というルールがあります。

そしてこの点数制限を達成するためには、必ず1点~2点クラスの持ち点の低い選手がチームで出場していないと、成り立たちません。

能力の高い人間だけでは、ゲームが成り立たない。

その事実に、わたしの悩みが救われたような気がしたのです。

チームにいてもいいよって言ってもらえている。

どんなプレーヤーにも価値があるのだと、

強く背中を押してくれていると感じました。

車いすに乗るとわたしは健常者なので4.5点ではありますが。笑

それでもこのスポーツに関わってみたいなと思わせてくれました。

そして3つ目。

スポーツってすごいなって思うからです。

これは車いすバスケットボールに限ったことではなくて、、すべての障がい者スポーツにいえることですが。

普段、障がいを持っている方々は理不尽に何かを諦めないといけないことがたくさんあると思います。

彼らは悪くないのに、

環境が許さない。

社会が許さない。

たとえばおしゃれなカフェに行きたいと思っても、そのお店が2Fにあってエレベーターがなければ、諦めないといけない。

きっとわたしたちが想像する以上に日々感じる小さな憤りを心の中に溜めこんでいることでしょう。

でも彼らが、唯一そういうしがらみから解放されるのが、スポーツのルールにのっとってプレイしているときなのだと思うのです。

ルールの前では、誰もが平等です。

日常から解放され、広いコートでバスケットをする彼らは誰よりも楽しそうで、きらきらしているなと思います。

そんな彼らがこれからもスポーツを楽しんでいる姿を、そばでみていたいと思うから

わたしはこれからも車いすバスケットボールに関わっていきたい。