自分から探しに行かなくちゃ カフーを待ちわびて/原田マハ

今日ご紹介するのは原田マハさんの「カフーを待ちわびて」です。

すっかり原田さんファンなわたし。ちまちまと原田さんの作品を買い集めています。
こちら「カフーを待ちわびて」は、原田マハさんのデビュー作であり、第1回日本ラブストーリー大賞を受賞されている作品なのです。「フーテンのマハ」という原田さんのエッセイにこの本執筆の始まりについて書いてあって、これは読まねば!!と思い立って買いに走りました。

この作品は映画化もされています!
マイコさんと玉山鉄二さん主演という、なんとも目の保養なおふたり。
まだ観れてないですが、ぜひ見てみたいですね。

さてさて、あらすじへ

沖縄の孤島で暮らす明青(あきお)は、島のなんでも商店を営みながら、飼い犬のカフーと、裏のおばあと変わらない日々を過ごしていた。
そんな明青に、大きな変化が訪れる。
北陸の孤島へ旅行に行った時、仲間とふざけてたわむれに「嫁に来ないか、幸せにします」と書いた。
島に帰ってきて、届いていた1通の手紙には「もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください」と書かれていた。
そうしてやってきた彼女の正体は一体誰?
ふたりはこれからどんな関係になっていくのか?

沖縄の優しい雰囲気に包まれて、せつなくてあたたかいお話。
どうか2人のこれからが幸せでありますようにと祈りながら読みました。

ここからは感想です!

まず、明青、、思ってるだけじゃ何にも伝わらないぞ〜〜〜!!ってやきもきしました…
たぶん自分の中で抱え込むのが習慣なんでしょう、おばあは伝えなくても伝わってるような気がするし、父も母もいなくて、学校ではいじめられたりして…きちんと自分の気持ちを言葉にして言うって、簡単なようで意外と難しいことですよね。

大切なことは、きちんと口に出していくようにしよう。自分の言いたいことをいつも飲み込んでたら、本当に吐き出したい時に出てきてくれないかもしれない…。
本筋とは全く違うけれど、明青の人柄をみていて1番に思ったことでした。

そんな明青が幸に出会ってすこーし変わるところ。踏み出そうとするところがこのお話の見どころなのかなって思います。

おばあが明青と幸のふたりともに言った言葉。

「幸せは向こうからはやって来ない」

こんなにも背中を押してくれる言葉があるでしょうか??

明日、今日よりも自分のことを好きでいるために

大好きな人と一緒にいるために

なんでもいい。行動しよう。伝えよう。

そんなふうに思える、勇気をくれる一冊でした。