
寺地はるなさんの「今日のハチミツ、あしたの私」。
SNSの読書アカウントの方の投稿でみかけては、ずっと気になっていた寺地さんの本。
他の本が気になってたんだけど本屋さんにいけなくて、しかたなくネットショップで探して、この本に出会えました。
とてもよかった!
もやもやしてたわたしを勇気づけてくれるようなあたたかい本でした。
それではあらすじ。
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中学生の碧(みどり)は、明日死んでもいいと思っていた。明日死んでもいいと。
そんなとき、碧は知らない女性から小さな蜂蜜の瓶をもらう。
蜂蜜をもうひと匙足せば、あなたの明日は今日よりよくなる。
その後二度と会うことはなかったが、その言葉は碧の中に息づき、食事をとるようになった。
30歳になった碧は、恋人に連れられ彼の故郷へ行くが、彼のお父さんに締め出され、恋人にも擁護してもらえず、見知らぬ土地でひとりきりになってしまう。
そこで彼女は、養蜂園の手伝いをはじめる。
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はい。
わたしは涙しながら読みました。
碧が居場所を見つけていく姿や、それぞれが事情を抱えながらもまわりの人を大切にしているところが素敵で、
ほっこりと優しい気持ちになる本です。名言だらけですので、ぜひ読んでいただきたい。
解説が宮下奈都さんだったのも興奮しました(笑)
わたしは食にあまり興味がなくて、むしろ食事との付き合い方がとても苦手です。
たくさん食べすぎてしまったり、全然食べれなかったり、気持ちの浮き沈みと一緒に食事内容も変わっていました。
でも、身体をしゃんとさせて、芯をもたすにはまず食事を大切にしないとな、と思わされました。口に入るものがこれからの自分をつくっていきますもんね!
とりあえずハチミツ買ってきます。(笑)