
今日ご紹介するのは東野圭吾さんの「麒麟の翼」。
3年ほど前に映画を見て、たまたま東京に行く用事があって日本橋麒麟像を見に行きました!かっこええ〜と思いました!
ほんとはPOPに麒麟像書きたかったんだけど画力が足りませんでした、修行しておきます(笑)
そして今回、本を読んでいて、なんとなく日本橋周辺のイメージもありつつ読めたので、とても楽しめました♪
ではあらすじ。
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東京のど真ん中、日本橋でひとりの男性が殺された。男性は近くの地下道で刺された後、胸にナイフが刺さったままで日本橋麒麟像の前まで歩き、そこで意識を失い、そのまま息を引き取った。
彼が伝えたかったことは何なのか。
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ネタバレしちゃうとつまんないのでこのへんで。
彼が伝えたかったメッセージは、うまく届いているでしょうか。お楽しみに。
加賀恭一郎シリーズの第9弾だそうですね!
何にも知らずにこれだけ手に取ってしまいました…第1弾から追ってみたいな〜
東野圭吾さんの本は、伏線の出し方と回収のテンポがいいな〜と思いました。
いきなりギャーッと回収されていくわけではなく、すこしずつ、すこしずつ拾って集めていく感じ。
ここからは読後の感想をすこし。
ネタバレしたくない方は読まない方がいいかもです!
「後ろめたい」って感情、誰しもが持ったことありますよね。
小さなことで言えば、最近職場の方とちょっとした捉え方の行き違いで、お互いの言葉に嫌な気持ちになることがありました。
そのとき、相手に嫌な思いをさせてしまったことをわかっていながら、わたしはなかなか謝ることができませんでした…。ごめんなさいって言うと、自分がいけないことをしてしまったことを認めることになる。変なプライドというか見栄というか、虚勢を張ってしまっていました。最終的に仲直りはできたんですが、すぐ謝ればよかったなぁと、この本を読んで思い出しました。
そのままごまかしてしまうと、それが大きなことであればあるほど、大きなしこりになってしまうこともある。
どんなかたちでも、正直にまっすぐに生きたいなぁと思わせてくれる本でした。